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できるよ!

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ねらい
1) 校庭にいる野生生物に関わる間題を認識する。
2) 問題を解決、あるいは、少なくともその状態を改善する代替手段を提案し評価する。
3) プロジェクトをうまく実行する。
4) その問題をうまく解決したり、状態を改善したりした過程を分析し、説明する。

 

方法
学校の環境プロジェクトを子供が選ぶ。調査し、計画を立て、手順に従ってプロジェクトを完遂する。

 

背景
私たちはみんな、私たちが生きている環境を改善するのに建設的な貢献ができる。私たちは、ある時は人間のための環境を、またある時は野生生物のための環境を、またある時には双方のための環境を改善することができる。そして他の人とアイディアや情報、技能を共有することにより、一層効果的となる。
このアクティビティーでは次のような言葉を知っていると役に立つ
問題:改善するのが困難な状況又は物事をよりよくする機会である
問題はいつでも解決できるわけではないが、状況はいつでも改善できる
権威者:変化させる力を持っている個人または団体
妥協:通常双方が少しずつ譲って問題を解決する方法
若い人にとって自分が人々や野生生物、そして環境のために何かができるということは重要である。このアクティビティーを行う際には、子供が現実的で建設的で実行可能なプロジェクトを選ぶように助けなさい。そうでなければ、子供は「できない」と考えるようになる経験をすることになる。
このアクティビティーの主な目的は、人々や野生生物のための環境を改善する建設的な行動をして、成功するという経験をする機会を子供に持たせることである。

 

 

 

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